概要

【日時】2013年12月2日(月)
開場:18:30 開始:19:30 終了:21:30
【出演】森田正光、木原実、おっくん(RAG FAIR)など
【会場】東京カルチャーカルチャー
東京都江東区青海1丁目3-11Zepp Tokyo2F

一昨年から行われている「津波防災の日」イベント。
今年も、早めの忘年会をかねて、お台場・東京カルチャーカルチャーにて行われました。 

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以前、気象業界で働いていた方、
現在、科学館などで気象に携わる仕事をされている方、
気象予報士のファンの方、
これからお天気キャスター・気象予報士を目指す大学生の方など
年齢や職業、参加目的もバラバラではありますが
「天気」という繋がりのもと、大勢のお客さんに集まって頂けました。 イメージ 2
このイベントは、11月5日の「津波防災の日」がテーマではありますが
今回は防災という観点から
今年大きな被害をもたらした「台風」について
元気象庁予報官である饒村(にょうむら)曜さんがお話をしてくださいました。  

出演者側ではありましたが、饒村さんのお話は大変興味深かったです。  
たとえばこちら。
森田さんが記事にされてました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/moritamasamitsu/20131206-00030428/

また、京都・嵐山での報道されていなかった裏話などなど。  

その中でも特に私が驚いたのは、
「災害の教訓を末永く伝えるには楽しみの要素が必要」ということ。
だから、1854年に大津波の被害に遭った和歌山・広川町では、
毎年「津波祭り」が行われているそうです。
今年で111回目と1世紀以上も引き継がれている行事なんですね。 
受け取り方によっては不謹慎にも聞こえる内容ですが
忘れてしまうことを思えばよっぽど理にかなっているなと思いました。

そして、このイベントもそういった趣旨が込められています。
今年は猛暑に竜巻、集中豪雨に台風と
気象トピックスが際立った年となっていますが
これらの災害を忘れないためにも
“楽しみながら”このイベントを続けていくことが
とても意義のあることなんだと、イベントに参加して強く思いました。  
今回はお会いできなかった方達も
このブログが、参加して頂くきっかけになればうれしいです。

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「台風物語」の著者でもある饒村さんと。
予報士であれば読んでいないと恥ずかしいと言われるそうですが…
すみません、実は、まだ読んでいません。きょうから読み始めます!!!!!

最後に、今回のイベント収益金とお客様からの募金は全額
日本赤十字社「2013年フィリピン台風救援金」に寄付されました。
ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。