発信しようと思った理由

妊活中も妊婦中も出産までの間も(なんなら産後も)目にするもの、触れる情報、何もかもが初めてで、ずーっと不安でした。
特に不妊治療のことはネットで調べても情報は少ないし、何より本当に人それぞれ。
もちろん私なんかよりもっともっと苦労されてる方がたくさんいらっしゃいます。
でも、共通しているのはみんな不安を抱えてるということ。
だからこそ、私のいち経験を発信することで、誰かの不安を少しでも解消できたら、と思い発信することにしました。
私の実体験をもとに、できるだけわかりやすく&詳細に書いていきたいと思います。

妊娠に至るまで

妊活を始めて半年後に不妊治療を始めました。
そして3か月で化学流産を経験し、その翌月に子供を授かりました。

33歳で1人目妊娠
2019年8月から妊活開始
2020年1月から不妊治療スタート
2020年5月25日に胎嚢確認
2020年6月1日に心拍確認
2021年1月23日出産予定(実際は2月1日が出産日でした)

私の妊活スイッチ

この表を見たことがひとつのきっかけになっています。
ヨーロッパの生殖医学の専門雑誌Human Reproductionに掲載された論文(Human Reprod, 30 (9), 2215-2224,2015)をもとにした記事の中にこの表がありました。
もとの記事はこちら

IVF:体外受精などの治療を利用


子供を自然な方法で1人ほしいなら32歳で妊活をスタートしなければならない。
これを見つけた時の私は32歳。
今が楽しいからと、危機感もなく過ごしてきたけど、急に突きつけられた現実に、焦りはじめました。
何より自分の母親も私を産んだのが40歳だったから、無意識にそこがリミットになっていました。
まだまだ自分の自由がほしいし、母親になる覚悟もない。
でも「いつまでも自分が子供でいるわけにはいかない」(子供おばさんなんて言葉もあることを知る)、「親が元気なうちに子供を見せてあげたい」という思いが後押しして、まずは今できることから始めてみよう、と思うようになりました。

私の妊活の始め方

①風疹の予防接種
②基礎体温を測る
③排卵検査薬を買う

こんな感じで妊活を始めました。
どこかで「自分は大丈夫」と思っていたので、効果がすぐに表れなくて落ち込みました。
まるで毎月の生理が合否の結果待ち状態で、トイレの度に一喜一憂してたなぁ。
結局、生理が遅れただけだったとわかった時のショックは今でも思い出すと辛いです。

①~③についてはまた、詳しく書いていきたいと思います。

福岡良子(ふくおかりょうこ)