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天気関係のお話

いちょうの逸話

今週の朝晩の冷え込みで、いちょうの黄葉前線がどんどん南下しています。
きのうは仙台や大阪、松山でいちょうが黄葉。
市街地でも鮮やかに色付く木々たちが私達の目を楽しませてくれるようになってきました。   

このいちょう、ちょっと調べてみると逸話だらけ!

例えば、いちょうは現存する最古の植物であり、
“生きる化石”なんて呼ばれていることをご存知ですか?

また、“火事の時には水を吹く”と言われる位、火にも強く
江戸時代には江戸市中の神社仏閣の防火樹として植えられたそうです。   

景観を美しくするだけでなく
氷河期も生き延びる生命力を持ち
さらには、防災の機能までも果たしてくれる、万能過ぎるいちょうの木。
“日本の街路樹の中で一番多く植えられている”というのも納得です。

    
こちらは宇都宮(栃木)にある「旭町の大いちょう」
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1945年アメリカ軍の空襲による火災で、真っ黒焦げになりましたが
翌春に、なんと緑の芽を吹き出したんだそうです。
以来、戦後復興のシンボルとされ、とちぎの名木百選にも選ばれています。     

そしてこちらは、皇居・北東部の清麻呂公園にある「震災いちょう」

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見上げるほどに大きなこのいちょうの木は
関東大震災で一帯が焼け野原になった際奇跡的に生き残り、
復興の希望となったことからこう呼ばれているそうです。 
幹のほぼ1/3に焼け跡が残っていて
焼け跡の表面は幹が腐ったり枯れたりするのを防ぐため、
樹脂加工が施されています。

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 気象庁では、季節の進み具合を把握するため
サクラの開花日や、あぶらぜみの初鳴日などを観測する
「生物季節観測」を全国各地で行っています。 いちょうの黄葉日も観測していて
東京の標本木となっているのがこの「震災いちょう」です。 

標本木の大部分の葉が黄色に変わった最初の日を「いちょうの黄葉日」としているので
まだ、東京は発表がありませんが
きょうあすにもいちょう黄葉の発表があるかもしれません。    

きょうは、北陸から北の日本海側の天気もようやく回復。
全国的に青空と黄葉のコラボレーションを楽しめそうです。   


最後にこれは余談ですが…
実は、いちょうの木には雄と雌があるんです!
さらに、ぎんなんの実を付けるのは雌の木だけなんだそう!
だから、木を見てみると実がたくさん付いているものと付いていないものがあるんですね。
ぎんなんが臭い、また掃除が大変といった理由からか、街路樹にはほとんど雄木が使われるんだそうですよ。

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