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天気関係のお話

600度の法則、実際どうなの!?

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愛媛県松山城近くのソメイヨシノ(撮影:杉澤綾華気象予報士)    

連日こちらのブログも桜の話題で盛り上がっていますが、きょうも桜の話題を…

桜開花の目安である“桜開花600℃の法則”について調べてみようと思います。
(“元日からの平均気温の積算が600度を超えると桜が開花する”と言われています。)
そこで、実際に東京の2000年代の桜開花までの気温を合計してみると  

<東京の桜開花までの積算温度> 

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平均して600℃になったのはおそらくたまたまですが(笑)

2000年は685.9℃
2013年は526.5℃など
最大で前後80℃くらいの差があっても咲いてしまう年もあるようです。 

 このように、気温が600度を大幅に下回っているのに咲いたり、
大幅に上回っているのになかなか咲かなかった例を見ると、
桜の開花は、単純に暖かくなるだけじゃなくて、
寒くなって一気にあったかくなる、というメリハリが必要と言えるかもしれません.

また、冬の寒さが厳しいほど積算温度が低くても咲く傾向もあるようです。
北と南で積算温度はどうなるのか同じやり方で比較してみると 

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鹿児島では開花までの合計が800℃くらいなのに対して
青森ではなんとたったの200℃程度。
花芽が成長を始めてから開花まで低い気温で経過する地域では、積算温度が小さくても花が咲くようです。  

普通に考えれば、青森の方が桜の開花が一か月くらい遅いのだから
積算温度も鹿児島より高くなるのかなと思っていたので驚きました。 
というのも、青森は2月位まで平均気温がずーっとマイナスなんですよね。
それでもここまで差があるのは想像以上でした。
この厳しい寒さに耐えた青森の人にとって
春の訪れを告げる桜を見たときの感動はきっとひとしおのことでしょうね。     

ちなみに積算温度は・スギの雄花の開花予測・トマトの生育予測・スイカの収穫時期・牡蠣の産卵開始の目安(海水温)など様々な場面で利用されているようですよ。 

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