みなさん、この花をご存知ですか?

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これはタチアオイ(立葵)という花で
この花の咲き方を見れば、梅雨入りや梅雨明けがわかるんです。

というのも、このタチアオイ
茎のほうから徐々に花を開かせていくのですが
一番下の花が咲くと梅雨入り、
てっぺんの花が咲くと梅雨明けすると言われていて
別名、ツユアオイ(梅雨葵)という名前がつけられているのです。

そこで、今年の梅雨をこのツユアオイはどう判断しているのか調査してきました!
(この花、わりと丈夫なようで、至る所で見かけます。)

まずは東京・千代田区にある北の丸公園のツユアオイ。

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一見、ハイビスカスに似た形で、
さらに、ひまわりのようにすーっと背が高いので
(高いものは2mを軽く超えているので実際に見るとすごく迫力があります)
梅雨よりも太陽が似合う花に思えます。

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本来は下から徐々に咲き始めるはずのツユアオイですが
ここのツユアオイはもうすでに真ん中もてっぺんも花が開いていました。

でもまだつぼみもたくさん…

ツユアオイも梅雨に入ったものの、晴れる日が続いて、戸惑っているのでしょうか。

もう一か所は、半蔵門近くの街路樹に咲くツユアオイ。
一枚目は先週撮影したもので、二枚目はおとといの写真です。

先週

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おととい

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先週撮影した時と比べると
先週は見事に咲き誇っていましたが
今週はむしろ枯れてしぼんでしまっている花もチラホラ…

ツユアオイで梅雨明けを占うのであればこれはもう完全に梅雨明けですね。

両者共通して言えることは、
植物は気温や日照時間に正直ということでしょうか。

今までは梅雨と言えばアジサイを真っ先に思い浮かべていましたが
雨の降らない今年の梅雨は
太陽が似合うツユアオイの方がイメージに合うかもしれません。

そして、来週も暑さが一段と厳しくなり、
これまで以上に梅雨らしさが薄れそうです。

気象庁からは、異常天候早期警戒情報も発表されています。

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今月4日に今年初めて消防庁より、
全国の熱中症による救急搬送人数が発表されましたが、
5月27日から6月2日までで搬送人数はすでに230人。

あす以降はさらにこの人数が増えるおそれがあり
熱中症予防が叫ばれる一週間となりそうです。

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