きょうは東日本~北日本では所々で活発な雨雲がわいています。
このあと夜にかけても引き続き突然の雷雨に注意が必要です。
そしてあすからは再び梅雨前線が停滞し、梅雨も本格化。
傘と出かける機会が多い季節を迎えているわけですが、
傘について色々と調べていると、なんと東京に傘の専門店があることを発見!
そこで、台東区にある傘専門店「ワカオ」さんに行って来ました。
ここで売られている傘はすべて傘職人・山崎健次さんの手作り!
ひとつひとつの傘が山崎さんのアイディアと遊び心にあふれていて、
本当に楽しそうに紹介してくださるんです。
たくさんお見せしたい傘があるのですが一部を抜粋。
柄の部分をよく見ると・・・
ペットボトルをつけられます(笑)
この道50年の山崎さん、1本の傘はだいたい1時間で完成させていきます。
まずは木型に合わせて八枚の三角形を作ります。
三角形をミシンで縫い合わせていきます。
傘をさしたときに糸が少し伸びるように編める特殊なミシン。
わずか1、2ミリの布の間にさーっと糸を縫ってしまうなんてまさに職人技。
骨と布を糸で縫いつけて、柄をつければ
できあがり!
なかなか傘が出来るまでを見る機会がなかったのですごく新鮮でした。
そもそも、東京のど真ん中にこんな傘屋さんがあることも
心を込めて一本一本手作りしている方がいるということも
とにかくすべてが驚きの連続で、
今までぞんざいに扱いがちだった傘との付き合い方を少し見直そうと思えた一日でした。