きょうはお伝えしたいトピックスがたくさん。
何から伝えればいいのか困ってしまいますが、まずは“梅雨明け”から。
きょう、関東甲信地方は梅雨明けしたとみられると気象庁より発表がありました。
平年より15日早く、また去年より19日早い梅雨明けで、過去4番目に早い記録(タイ)です。
そして、“梅雨明け=本格的な夏の到来”となります。
きょう東北南部や東日本では一気に熱中症警戒レベルの危険な暑さがやってきます。
暑さの常連、埼玉・熊谷ももちろん36度予想。
そんな猛暑の本場へ、きのう行ってきました。
夏の風物詩ともなっている高さ約4mの大温度計。
これは熊谷にある八木橋というデパートの入り口に設置されていて、
2007年に初めて設置して以来今年で7年目。
こんな風に、毎日、八木橋の社員の方が気温をチェックし、温度計を動かしています。
設置した2007年に、熊谷は日本最高記録である40.9℃を記録しましたが、
当時は40℃までしか目盛りを用意しておらず手書きで書き足していたそうです。
こちら八木橋の営業本部・部長の宮地豊さん。
かなりやり手の方のようで色々なコラボTシャツを作成されました。
“くま”つながりでくまもんとコラボしてみたり、
「水曜どうでしょう」という番組のタイトルロゴを書かれた方に「あついぞ熊谷」を書いてもらったり…
暑さを逆手に取った素敵なアイディアですよね!
八木橋から少し足をのばして熊谷地方気象台へ。
これが日本最高記録である40.9度を記録した温度計です。
気温はなるべく自然の状態で測りたいので、
約1.5mの高さ、常時ファンを回して風通しを良くして、
さらに芝生の上で観測しています。
つまりアスファルトで照り返しがあり、風通しの悪いところでは
実際の気温は観測した気温よりも高くなるということです。
きょうも予想気温は36度ですが、実際にはそれ以上の暑さになってしまいます。
そして、あす以降も関東地方を中心に暑さは続きます。
あすは二十四節気のひとつ、小暑で、暑さが本格化する頃。
東京では夜間も気温が下がらず連日熱帯夜予想に…
暦通りではありますが、身体がついていかない暑さです。
外での長時間の運動や作業はできるだけ控えていただければと思います。
また、室内での熱中症にもお気を付け下さい。
最後に“雨”。
12時現在、九州、そして本州の日本海側は雨で局地的に大雨となっています。
これらの地域では今夜にかけてもまだ不安定な天気が続き激しい雷雨のおそれがあります。
このあとも雨の降り方にご注意ください。