4月22日(土)、お天気キャスター講座最終回である、第4回目が終了しました。

4回目は、これまで学んだことを総動員して臨んでいただく「最終実演」です。

この回で撮影した動画をウェザーマップの採用担当者へ共有し、成績優秀者の方には、後日、面談の機会を設定させていただくことになっているため、教室はいつもとはちょっと違う緊張感で、まるで実際のオーディション会場のようでした。
お天気キャスターを目指すなら、この雰囲気を先に味わっておくのはとても大事なことだと思います!

でもオーディション会場では見られない光景もありました。
実演に向かう仲間に向かって「頑張って!」「大丈夫、大丈夫!」と声を掛けたり
実演が終わった仲間を拍手で迎えいれたり…
ライバルだけど、高め合う同志として、みんなで目標に向かっていく姿にジーンとしました。

実演終了後、私からおひとりおひとりに初回から実演を通してのコメントをさせていただきました。
全員に感じたことは「1か月で人は変われる」ということでした。
始めは手が震えたり、声がうわずっていた受講生たちが、自信を持って堂々とお話されていて、
短期間でここまで成長できるんだ、と私自身うれしい驚きをもらいました。

そして最終回では、アシスタントに入ってくださっていた鈴木悠さんとの対談タイムも設けました。
過去には大学院で気候学を研究されていたり、エンジニアのお仕事をされていたり…
鈴木さんについて私も知らないことだらけ!
受講生からの鋭い質問もありつつ、鈴木さんという一人のモデルを通して、またお天気キャスターのイメージが膨らんだのではないかと思います。

その後、懇親会を開催。
講座中はゆっくりお話することができないため、みなさんと親睦を深める貴重な機会となりました。

みなさんが口々にお話されていたのは「この講座で一緒に頑張る仲間ができた」ということ。
これまで気象予報士やお天気キャスターを目指す仲間に出会えなかった、と。
中には「講座が終わるのがさみしい」と言ってくれる受講生までいて感激しました…
講座後にご飯に行ったり、勉強会もしたりしているそうで、そういったきっかけの場を作ることができて本当によかったと思いました。

懇親会には現在TBSやMXに出演中の井澤咲乃さんもゲスト参加してくれました。
井澤さんは現役の大学院生で、最近、ウェザーマップに入ったばかり。
不安や迷いなど、受講生に近い目線を持つ井澤さんに、ウェザーマップ選考やオーディションの様子など、みなさん熱心に質問されていました。

今回の講座では、師匠の森田正光さんを筆頭に、鈴木悠さん河村満里愛さん井澤咲乃さんとたくさんの方が参加してくださいました。
改めてありがとうございました。
個性豊かなお天気キャスターを多数抱えるウェザーマップにご協力いただけたからこそできた貴重な講座だと思います。
今後もお天気キャスターを目指す方のために、この講座を定期的に開催していく予定です。
ご興味ある方はぜひご参加ください。

最後に受講生の声です。

福岡先生含め、受講生ともコミュニケーションを沢山とることができてよかったと思います。みなさんの積極的な姿勢がとても刺激になりました。気象予報士として働くことのイメージや、カメラの前で話すことの難しさ、生放送前の準備の重要さ等を学び、予報士として働く自分をイメージすることに活かせたと思います。今回の講座は、期待していたものよりはるかに濃い内容で、とてもためになる意見やアドバイスをいただけて有り難く思っています。ありがとうございました!

今回の講座で、私の中で1番大きな学びは「情報を省くこと」でした。最初の講義では伝えたいことが多すぎて、どんなにわかりやすく伝えようと意識しても伝わらないという現象が起きてしまい、伝えることの難しさを実感しました。それから回を重ねるごとにその日に1番伝えたいことは何かを意識して、たくさんの情報の中から伝えることを絞れるようになり、「10調べて1を出す」という感覚を掴めたのが大きな学びでした。また、いろんな環境の人が集まっていて、新鮮でした。

仕事上、人前で資料を説明する機会が多いので、説明するジャンルは違えど、どのように伝えればしっかり伝わるか考えたことが今後に活かせると感じたとともに、尺を意識した説明は限られた時間での役員説明等に活かせると思っています。気象予報士として仕事することに対して、ある程度イメージできたことで、私自身のキャリアの多様化に繋がりました。また、1人1人丁寧にコメントされていたので、私自身の参考になったとともに、他の人のアドバイスも参考になりました。福岡さんが考えるネタ案もお聞きできたことも参考になりました。

数ある気象業務の中の一つ、予報士による「キャスター」のお仕事を体感せさせいただくことができ、自身の予報の組み立て方や表現をする際には、キャスターの視点からの準備や組み立てが必要であると気づかせていただくことができました。
先生の熱意(「みんな、成長して!」という熱意が伝わってきました)と、みんなのやる気が融合した、素晴らしい雰囲気でした。ウェザーマップの撮影ブースでの体験、気象神社でのチームごとの撮影など、もすごく受講生には良い体験でありました。今回ウェザーマップの皆さんをみていて、一部かもしれませんが、本当に雰囲気のよい職場だと感じました。実に羨ましいです。今回応募されたけれど受講できなかった方や、今回は応募できなかったけれども受講したかった方、こんな素敵な講座があること自体を知らなかった方もたくさんいらっしゃると思います。福岡先生も様々な業務でお忙しいかもしれませんが、ぜひキャスター講座の第二回や今回の応用講座など、また開催していただけるとみんなが喜ぶこと間違いなしだろうと感じております。

発表に対してのフィードバックを毎回一人一人にいただけて自分の伸ばすべき点と直すべき点が分かったのが良かったです。言葉の使い分け(暑いと暖かいなど)や尺の調整など、今までテレビを見るときに意識していなかった部分の重要性を教えていただき、とてもありがたかったです。

実際にスタジオで撮影できたことでお天気キャスターとはこういうものかと分かり、さらに目指してみようという気持ちが高まりました。今でも、最後の発表でセリフが飛んでしまい止まってしまったことがとても悔しくて忘れられません。ですが、そのような生放送ではあってはならないことも今回経験できたので、すべてをプラスに捉えて今後頑張っていきたいと思います。こちらで学べて本当に良かったです。ありがとうございました。

今回の講座で天気予報に対する熱意が変わりました。今まで、ただ天気予報を見るだけのことが多かったのですが、この講座を受けてからはYouTubeでやっている1分天気を自分で原稿におとし、実際に練習してみるということをしてみました。
また、気象予報士の勉強をしていてなかなか点数が取れない時に、目標を見失ってしまうことが何度かあったのですが、この講座を受けて、現役のキャスターさんのお話しを聞いたり、中継を見に行ったり、自分で実演したりして今までよりもお天気キャスターになりたいという気持ちが強くなりました!今回のような実際にスタジオで実演するという機会はなかなかないので、気象キャスターのオーディションがあった時には今回のことを思い出して役立てたいです。


受講前に想像していたよりもとても良い講座でした。実際にスタジオで発表したり、パワーポイントで見やすく作ったり、また中継見学などもできて何よりも4回全部がとても楽しかったです。また、受講生の皆様がとても優しくて、すぐに仲良くなれたので、モチベが上がりました。