雨の降り方は雨を降らせる原因によって変わってきます。
これまで雨の雨の原因は“上空の寒気”でしたが、これからは“梅雨前線”へと主役交代。

寒気による雨:狭い範囲での短い雨
梅雨前線による雨:広い範囲での長い雨

つまり、これからの雨は局地的ではない分、予想しやすくはなりますが一度降るとしつこく降ります。

すでに九州北部では大雨になっていて長崎県では(午前8時現在)、
降り始めからの雨量が250ミリに達している所も…

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このあとも西日本では激しい雷雨に注意が必要です。
【雨のピーク】
九州 夕方にかけて
四国 昼過ぎ~夜のはじめ頃
近畿 夕方~あす明け方にかけて
局地的に1時間50ミリから70ミリという車の運転も危険なほどの雨が降る予想です。

【予想雨量】(あす朝まで・いずれも多い所で)
四国地方、近畿地方   200ミリ
九州北部地方、九州南部 180ミリ
中国地方        100ミリ

そこで注意が必要になるのが土砂災害。
よく天気予報では聞く言葉ですが、実際にどれくらい起こっているのかと言うと
過去10年間の土砂災害発生件数は平均して1年間に約1,000件。
去年も941件もの土砂災害が発生しています。
各都道府県別の発生件数を見ても、ほとんどの都道府県で土砂災害が発生しています。

<平成25年の各地の土砂災害発生件数>

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(政府広報オンラインHPより)

【土砂災害から身を守るには?】
①「土砂災害危険箇所」をチェック
実は、土砂災害が発生するおそれがある危険箇所は全国になんと約52万箇所も!
住んでいる場所が「土砂災害危険箇所」かどうか確認しておくことが重要です。
(国土交通省砂防部のHP:http://www.mlit.go.jp/river/sabo/link_dosya_kiken.html)

②土砂災害警戒情報に注意する(気象庁のHP:http://www.jma.go.jp/jp/dosha/)

※現在、長崎県と佐賀県に土砂災害警戒情報が発表されています

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③土砂災害警戒情報が発表されたら早めに避難する

大雨シーズンを迎えた今、皆さんも自分の地域の危険な場所を確認したり、避難場所までの経路を歩いてみたりするなど、万が一の事態に備えておきましょう。

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