今週の土曜日に“夏至”を迎えます。
日本ではこの夏至の日をピークに一年で一番影が短くなりますが・・・
実は世界に目を向けると、影がなくなる日があるんです。
その名も“ラハイナヌーン”。
それはハワイで起こります!
ハワイでは太陽があるにも関わらず、影が消えてしまうのです。
先月、ハワイ島を訪れた職場のスタッフの方がちょうどラハイナヌーンに遭遇。
その時の写真をくださいました。
10時↓
11時↓
どんどん影が短くなっていきます。
11時半頃↓
12時20分頃↓
とうとう人影が真下に!!!太陽が真上にあることがよくわかります!
この現象を見られるのはハワイだけではありません。
チャンスがあるのは、南回帰線と北回帰線に挟まれた地域。
地球から見ると、太陽は1年かけて北回帰線から南回帰線の間を往復しているように見えます。
春分・秋分の日は赤道の真上にありますが、
夏至には北回帰線の真上、冬至には南回帰線の真上へ
移動しているように見えるのです。
というわけで、この南北の回帰線に挟まれた地域では
1年に2回、太陽が真上に来る瞬間があり、影が消えるということなんですね。
日本は北回帰線より北にありますので同じ現象は起こりませんが
例えば、沖縄の波照間島あたりまで行けば、かなり影が短くなりますよ。
ちなみに、ハワイで次にラハイナヌーンが起こるのは来月!
<ラハイナヌーンの観測時間>(2014年)
もしこのタイミングでハワイへ行かれる予定がある方は
ぜひこの貴重な体験を味わってみてください!!!!!