毎週台風についてお伝えしておりますが、今週も書かざるを得ない状況になってきてしまいました。
まさか4週間連続で台風の記事を書くことになるなんて･･･
前回の18号も日本に影響する可能性が高いとお伝えしましたが、どうやら今回も影響を受ける可能性大。
現段階で言えることは、
①今回も上陸する可能性あり。
上陸しなくても何かしらの影響あり。
②台風の北側には前線があるため、台風が近付く前から西日本中心に大雨の所がありそう。
③早い所では日曜日から影響が出始めて、火曜日にかけて各地で荒れた天気になるおそれあり。
④日本付近で台風がスピードアップするため、突然天気が荒れる。
といったところでしょうか。
秋台風はわりと進路が読みやすく、気象庁の予報円も小さめ。(＝比較的精度が高いということ。)
よく比較される米軍やヨーロッパの予測と一致していることも今回の台風の大きな特徴と言えます。
【米軍合同台風警報センター(JTWC)の予想】
(出典：米軍合同台風警報センター http://www.usno.navy.mil/JTWC/)
【ヨーロッパ中期気象予報センター(ECMWF)の進路予想】＜12日＞
＜13日＞
＜14日＞
(出典：ヨーロッパ中期気象予報センター http://www.ecmwf.int/)
そして今回なにより心配なのが“台風の強さ”です。
19号は今まさに発達のピークを迎えていて今年最強レベルに。
台風の眼も見事なまでにくっきりなことが最盛期を物語っています。
18号とピーク時を比べると･･･
前回の18号も相当なもんでしたが今回はさらに勢力が強いことがかわります。
さすがに日本に近付く頃には勢力は衰えますが、やはりここまで下がればかなりの影響が出ることが考えられます。
突発的に発生する竜巻や集中豪雨などとは違い、台風は早い段階から備えることが可能です！！！
3連休ではありますが、どうか無理はせず、こまめに最新情報を確認するとともに、早め早めに台風に備えていただければと思います。
そして、どうか今回の台風から誰一人被害者が出ないことを願ってやみません。
福岡良子(ふくおかりょうこ)
