今月上旬、アメリカはこの20年で最強とされる寒波に見舞われナイアガラの滝が凍るなど、記録的な寒さが話題となりました。

その一方で、南半球のオーストラリアでは、現在、記録的な熱波に襲われています。
サウスオーストラリア州のアデレードでは今月14日に45.1度を記録。

同じ1月でも北半球のアメリカミネソタ州エンバラスでは7日に-37度まで気温が下がり
さらには体感温度が-50度に達する地域もあり(※アメリカ国立気象局による)
北と南の気温差(体感温度差?)は約100℃に!

すでにアメリカの寒波のピークは抜けていますがオーストラリアは熱波の影響が続く予想。

これ↓はオーストラリア気象局のあす14時の気温予想です。

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あすもまだ40℃を超える所がありそうですね。
全豪オープンテニスが行われているメルボルン付近でも猛暑が続きそうです。

そして、注目したいのが右にある予想気温の表示。
上限はなんと54℃

これまでの色分けでは、「40℃以上」までしか表現できませんでしたが
去年も記録的猛暑に見舞われたオーストラリアでは新色をプラスすることで、
「50℃以上」を表現できるようにしたそうです。
ここまで上がることが想定される、という証ですよね。

今のところ、世界最高気温はアメリカのデスバレーで56.7℃(1913年7月10日)ですが
近い将来、この世界記録を塗り替えてしまう日が来るかもしれません。

ちなみに世界最低気温の記録は、南極大陸で-93.2℃!(2010年8月10日)
(実測値ではないので、正式な気象記録として扱われるかは不明です)

日本一の最高気温は、高知県・江川崎で41.0℃(2013年8月12日)
日本一の最低気温は、北海道・旭川で-41.0℃(1902年1月25日)

日本は海に囲まれていますから今後も世界記録に追いつくような極端な寒さにはなりません。

ただ、今週末、日本国内であれば記録が出そうな位の寒さにはなりそうです。

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