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りょうこの翻訳?
雪と氷に覆われていたロシアの寒冷地では、ようやく冬のコートを脱ぎ捨てつつある。
上の写真は、カザフスタンとの国境近くに位置するシベリアの都市オムスクの春の様子。
4月1日はほぼ均一な白に覆われていたが
4月13日には雪が剥がれ落ち、街の様子や周辺の農地が見えるように。
オムスクは、100万人以上の人口を抱えるロシアの10大都市のひとつ。
また、最も寒い都市のひとつで、冬の平均気温は約-20℃。
この地域はほとんどが平地だからこそ、積雪が表面に均等に広がる。
このような寒さにもかかわらず、地元の人々は冬の海水浴シーズンになると、イルティッシュ川の凍った水の中で泳ぐことも。
この地域の春は一般的に短いが、西シベリアの気温上昇により、さらに短くなっている。
2020年には、4月からの安定した熱波がオムスクに記録的な気温をもたらした。
木々の開花は予定よりも数週間早く、川の氷は例年よりも1ヶ月早く解けた。
記事からの考察
開花が早まってるのは日本も同じ。
日本の桜も年々開花が早まっていて、ことしも記録尽くしでした。
全国トップを切って桜が開花したのは広島で3月11日。
これは観測史上2番目に早い記録。
(これまで最も早かった記録は高知の3月10日)
続けて12日には福岡、14日には東京、松江、長崎で開花。
いずれも観測開始以来、最も早い開花となりました。
(東京は昨年と同日で1位タイ記録)
毎年早い開花記録が生まれていく桜の背景に、地球環境を取り巻く変化があると思わざるを得ません。
新発見?
Winter coat
雪や氷の言い換えとして使われていました。
以前にも厚い雪で覆われた状態をsnow blanketと表現していましたが
単純な語彙力だけではなく知恵や感性を使って表現力を高めていきたいものです。
ロシア版寒中水泳!?
文中に「winter swimming season」とか「凍った水中を泳ぐ」とありましたが
ロシアでは水泳は冬ならではのスポーツのようですね。
寒さの中で運動することが健康維持に一番良いと考えられているようです。
北半球で2番目の寒さの記録を持つロシア。
(‐67.8℃:1892年ベルホヤンスクと1933年オイミャコンで観測。ちなみに1位はグリーンランドで1991年に観測された-69.6°C)
寒いから引きこもるのではなく、あえて外に出る精神には驚きました。
寒中水泳には認知症予防にも効果があるなんて記事もありますが
個人的には、低体温症や心臓への負担が心配です。